機能

何ができる

macOS 向けの WYSIWYG Markdown エディタ。書くことも、調べることも、直すことも、出すことも ひとつのウィンドウで起きて、そのすべてが自分の .md の束の上に落ちます。

ここにあるのはロードマップではありません。 1.1.0 がすでにやることを、長いものを書くときに出会う順に並べてあります。

01書く

打ったものが、そのままページ

記号は退くべきときに退き、出るべきときに出ます。その裏にある規則はひとつだけ —— キャレットがその行にいるかどうか。

WYSIWYG は本文の横に留めたプレビューのことではなく、プレビューという段階そのものがありません。数式も、表も、図も、キャンバスも、同じ一枚の上で育ちます。

## March review

This build folds exporting into **two steps**, with fonts ==embedded by default==.

Inline maths is still $E = mc^2$, rendered once the caret leaves.

- Finish the two manual pages before Friday
Click the paper and write — only the line under the caret shows its source

図 1その紙はスクリーンショットではなく、Folding Mirror のエディタそのものです。中に入って 書いてみてください —— ##**== を見せるのは、 キャレットのある行だけです。

## Wednesday

Tables, formulas, code blocks — I remember the names, not the punctuation.

Type a / on an empty line, then keep typing to filter

図 2同じ紙の上で、空の行に / を打つと、入れられるものがキャレットの下に並びます。 打ち続ければ絞り込みです(/tab で表、/h1 で見出し)。先に来るのは 手で打つのがいちばん面倒なもの —— 表のパイプ、数式のドル、リンクの角かっこ。#- は二打鍵なので、見出しとリストは後ろに回ります。 アプリにはもう二行、手描きと図があります。あれはライブラリにファイルを作るもので、 ウェブページにはディスクがありません。

# Going home

## Before leaving

- [x] Tickets confirmed, alarm set early
- [x] ID and travel pass packed
- [ ] Windows shut, power off, rubbish out

## On the way

1. Reach the station 40 minutes early
2. Take some water and something to eat
3. Tell them at home you're on the way

> Sleep in on the first morning back.

The bags weigh $m = 18\,\mathrm{kg}$, which is fine.
Change a word on the left and the right follows — the divider can be dragged

図 3ソースを見ていたいときは、紙を半分に折ります。左に行番号つきのソース、右にページ、 左での一打鍵が右を動かします。どちらの半分も本物のインスタンスで、あいだの仕切りは ドラッグできます。

## The exporting section

```mermaid
flowchart LR
  A[written] --> B{where to}
  B -->|PDF| C[⌘⇧P]
  B -->|article| D[pick a theme]
  D --> E[paste it]
```

![Two sides|360](drawings/two-sides.excalidraw)
Diagrams and sketches grow inside the document — double-click to edit, come back and it is new

図 4エディタひとつ、文書ひとつ:```mermaid のフェンス、独立した.mmd、そして .excalidraw のキャンバス —— すべてその場で 描かれていて、どれも挿絵ではありません。助手も触れます:組み込みの作図と図表の スキルが、それぞれ MCP サーバを持っています。

ライブプレビュー

# ## **

記号は文字の後ろに留まります。見出しは見出しに見え、太字は太字で、「プレビュー」という段階はありません。

インラインソース

キャレットの行

ソースが見えるのはキャレットのある行だけで、ほかは組まれたまま。全文をソースで見るなら ⌘ / 。

スラッシュメニュー

/

空の行でスラッシュを打つと、入れられるものがキャレットの下に並びます。表、数式、コード、手描き、図。打ち続ければ絞り込まれ、Return で置かれます。

分割表示

live · split

ソースを見ていたいときは、紙を半分に折ります。左にソース、右にページ、あいだの仕切りはドラッグできます。

LaTeX 数式

$…$ $$…$$

KaTeX で、インラインもディスプレイも。組まれるのはキャレットが対の外に出てからなので、編集の邪魔をしません。

| … | … |

その場で編集する本物の表 —— ダイアログでも、読むだけの画像でもありません。追加・削除・移動・寄せは右クリックから。

Mermaid 図

```mermaid

フローチャート、シーケンス図、ガントチャート。フェンスの中に書いても、ふつうの文書のように開ける .mmd として持っていても。

手描き

.excalidraw

ページに埋め込まれた Excalidraw のキャンバス。ドラッグでその場の大きさを変え、ダブルクリックで中に入り、保存は drawings/ へ。

画像とファイル

![](…)

ドラッグすれば画像になり、ファイルは文書の隣に置かれます。アップロードも、置き換えも、改名もありません。

フォーカスとタイプライター

F8 F9

フォーカスモードはいまいる段落以外を沈め、タイプライターモードは書いている行を画面の中ほどに留めます。

02ライブラリ

あいだに何もない、ただの .md の束

フォルダをひとつ指してもらえば、そのあとのすべてはそのフォルダの中で起きます。

Folding Mirror とあなたのファイルのあいだに層はありません。アンインストールしてもファイルは全部そこにあります —— 「書き出し」の手順は要りません。

図 5左が言及パネル、右は同じエディタ。二つのノートを角かっこでつなぐと、バックリンクは ひとりでに育ちます —— 作る索引はありません。

ふつうのフォルダ

*.md

取り込みも、移動も、データベースへの索引付けもありません。サイドバーの木はディスクの木そのもので、そこでの改名や削除は本物です。

複数のライブラリ

ライブラリを切り替える

仕事用にひとつ、書きもの用にひとつ。サイドバーの下で切り替えます。切り替えは別の一式に移ることで、二つがタブの列を共有することはありません。

リンクと言及

[[文書]]

二重角かっこでノートをつなぐと、バックリンクはひとりでに育ちます。言及パネルには、どの文書がどの行で引いているかが並びます。

アウトライン

⌃ ⌘ 1

長い文章を見出しのレベルでたどります。アウトラインはキャレットについてきて、いま読んでいるところが光ります。

検索とクイックオープン

⌘ ⇧ F ⌘ P

ライブラリ全体を名前と本文で検索し、結果を押せばその行に着きます。クイックオープンは題名とパスで、数打鍵で見つけます。

タブと履歴

⌘ T ⌃ ⌘ ←

複数の文書を同時に開き、ブラウザのように前後へ。⌘ ⇧ T で閉じたタブが、スクロール位置ごと戻ります。

03助手

呼んだときだけ来る助手

あなたのキー、あなたのアカウント。⌘ ⇧ A で出てきて、済んだら閉じます。

この節は紙の裏側です。ここでの AI は、呼んだときに来る助手であって、部屋に座っているもうひとりの書き手ではありません。

Rewrite the exporting section in the order set in [[Writing plan]].
Right — let me see how both read at the moment.
Readnotes/first-frost.md
SearchWriting plan · export
The plan puts the two steps first, fonts second. This section has it the other way round, so I will follow the plan and add ⌘ ⇧ P while I am there.
Edit filenotes/first-frost.md
The exporting section follows the order set in the writing plan.
-Exporting goes through File → Export, then pick a format.
+Exporting folds into two steps: ⌘ ⇧ P gives a PDF,
+with the font subset embedded by default.
⋯ 24 lines folded
Formulas and tables come after it.
Editnotes/first-frost.md
Done: the two steps first, the font subset after.
Now draw an export flowchart for the opening.
Mermaidvalidate · export flow
Edit filenotes/first-frost.md
# First frost
+```mermaid
+flowchart LR
+ A[written] --> B{where to}
⋯ 5 lines folded
+```
Once it turns cold, the lamp on the desk is on more of the time.
Editnotes/first-frost.md · +9
Placed at the top. To change its shape or direction, double-click the diagram.
And turn on focus mode, one size bigger.
InterfaceFocus Mode · Text size
Done — 15.5 up to 17.5. Say the word and I will put it back.

図 6一往復まるごと:訊くと、二つの文書を読み、変更を出して、「適用」を待って止まります。 それから図を頼むと、組み込みの Mermaid サーバを通ります。文書に触れること、コマンドを 走らせること、外部の道具に手を伸ばすこと、どれもこの門を通ります。最後の一行 —— 「フォーカスモードにして」 —— にカードは出ません。あれはインターフェースを動かすもので、 あなたはそれを見ているところです。

自分のキーで動く
二十二のプロバイダをあらかじめ用意しています —— Anthropic、OpenAI、DeepSeek、Moonshot、Zhipu —— 互換のエンドポイントなら手で入れることもできます。キーはシステムが暗号化して保管し、マシンから出ません。
変更は必ずあなたを通る
助手がファイルを書く前、コマンドを走らせる前、外部の道具に手を伸ばす前に、カードが出ます。どの文書か、何を足し、何を消すか、一行ずつ。適用してはじめてディスクに届き、断れば何も起きなかったことになります。
アプリを操作してくれる
「フォーカスモードにして」「ひと回り大きく」「ソースを横に出して」「十一月のノートを開いて」。言えばそのとおりになり、メニューを探す必要はありません。先に状態を読むので「もう少し大きく」も「元に戻して」も通ります。インターフェースの変更に承認カードは出ません —— 目の前で起きることで、一言で戻せるからです。ファイルのほうは、いまでもあなたの頷きを待ちます。
スキル
七つが組み込みです —— 続きを書く、推敲、アウトライン、作図、図表、ウェブ検索、ハンドブック —— SKILL.md のあるフォルダなら取り込めます。有効なスキルがプロンプトに置くのは名前と一行の要約だけで、本体は本当に要るときに読まれます。
MCP
三つのリモートサーバ(Exa、Excalidraw、Mermaid)が組み込みで、何も入れずに動きます。自分のものを足すこともできます。URL を渡すか、ローカルのプロセスを Folding Mirror に起動させるか。
見えるコンテキスト
ウィンドウをどれだけ使っているか、この一往復が新しい入力・キャッシュ・返答にどう分かれているか。表示は常に出ています。当て推量も、超過も、黙って切り捨てられることもありません。
残る会話
会話はすべて残り、日付か文書でまとまり、いま開いている一篇に絞り込めます。承認待ちの変更も置いた場所のままで、セッションをまたいでも、再起動しても残ります。
04バージョン

どの編集にも戻り道がある

押すのを覚えておくものはありません。書いているあいだに記録され、要るときに時点を選びます。

チェックポイントはライブラリの外の自分の場所に置かれるので、あなたの Git リポジトリが、あなたの作っていないコミットで埋まることはありません。

図 7バージョン履歴のダイアログ、「ライブラリ全体」のタブ:左で時点を選ぶと、右にその時点で 変わったファイルと、いまとの違いが並びます。

この文書

⌘ ⇧ H

チェックポイントは書いているあいだに取られ、助手が何かを直す前にも一度取られます。左でバージョンを選ぶと、右にいまとの違いが出ます。

ライブラリ全体

ライブラリ全体

ひとつのファイルだけではありません。ライブラリごと過去のある時点へ戻せて、その時点で足された・変わった・消えたファイルがすべて並びます。

戻すことにも戻り道がある

復元

復元するとき、先にいまの状態のチェックポイントを取ります —— だから「間違ったほうに戻してしまった」も戻せます。

05出す

出す準備はできている

フォントがファイルと一緒に旅をします。ふつうに壊れるのは、そこです。

書いたものは、いつかどこか別のところへ行きます。Folding Mirror の仕事は、着いたときにもちゃんと組まれているようにすること —— そして、いちばん短い道が .md をそのまま渡すことなら、黙って退くことです。

PDF

⌘ ⇧ P

設定で選んだ本文フォントで組んだ A4。使った字を埋め込むので、そのフォントを一つも持っていないマシンでも同じに見えます。

HTML

⌘ ⇧ E

ダブルクリックでブラウザが開く、一枚で完結した .html。フォントを埋め込むかどうかを訊きます —— 誰かに送るか、小さく保つか。

ファイルそのもの

*.md

いちばん短い出口:あなたの文書はもう Markdown ファイルです。渡す、コミットする、公開する —— あいだに書き出しの手順はありません。

06細部

あとは細部

この節の一行として、ポスターに載るようなものはありません。それらが合わさって、明日もまた開く気になるかどうかが決まります。

ショートカット

クリックで割り当て

既定は Typora に倣っています。設定でどの行を押しても割り当て直せて、衝突はその場で、いま誰がそのキーを持っているかを教えます。

三つの別々のフォント

UI · 本文 · 助手

インターフェース、ページ、AI パネルにそれぞれ一つ。本文のサイズを動かせば、見出し・ソース・コードブロックが比率で追いかけます。

インターフェースは二言語

中文 · English

簡体字中国語と英語を、その場で切り替えます。メニュー、パネル、助手まで一緒に動きます。日本語のインターフェースはまだありません —— このサイトの日本語面と違って、アプリの中は英語です。

ステータスバー

文字数 · 分

語数、文字数、選んでいる量、読むのにおよそ何分か。一節を選べば、その一節だけを数えます。

右クリックの書式

右クリック

一節を選んで見出し・引用・リストに変え、表・画像・リンク・数式ブロック・区切り線を入れます。手がキーの上にあるなら / のほうが速いです。

居場所を覚えている

閉じて開き直す

文書ごとに、どこまで読んだかを覚えています。Folding Mirror を終了し、マシンを再起動し、また開いても、同じ行です。

07仕様

ひとつ、それだけ

動作条件
macOS 12 以降。Apple シリコンと Intel に別々のビルド。
ファイル形式
ただの .md。手描きは .excalidraw、図は .mmd、添付は文書の隣に。
インターフェース言語
簡体字中国語 · English(日本語はまだありません)
AI の課金
Folding Mirror はクレジットを売りません。API キーはご自分のものを使い、利用料はあなたと提供元のあいだで精算されます。
アカウント
ありません。登録も、ログインも、アクティベーションサーバもありません。ライセンスを入れたあとは一日に一度だけ端末を報告しますが、それはその 3 台ぶんの枠を数えるためだけです。ライセンスがなければ、ネットワークには一度も触れません。
価格
買い切りで、サブスクではありません。$25.90(早割 $14)。キーひとつで 3 台、商用利用、一年ぶんの更新。
現在のバージョン
1.1.0 · 2026-08-20 公開
08ダウンロード

紙は広げてあります。
あとはあなたの番です。

macOS 12 以降 · バージョン 1.1.0 · 129.3 MB